- 落ち着きがない子供ですが、レッスンはできますか?
- 練習する楽器が電子ピアノですが、良いでしょうか?
- 発表会はありますか?
- レッスンに親の付き添いは必要でしょうか?
- 親の仕事がシフト制で定時にレッスンが受けられないのですが
落ち着きがない子供ですが、レッスンはできますか?
はい、大丈夫です。
ご自宅の環境と違いますので、テンションが上がってはしゃいでしまうのも無理ないと思います。
なかなか慣れない子でも半年後はレッスンを受けられるようになっています。この半年間は親御様の忍耐が必要です。頑張って続けましょう。
幼児のレッスンは音遊び感覚で楽しいレッスンです。理解の有無がはっきり分かる年齢なので、お子様の様子をみながらレッスンを進めていきます。
幼児・小学生共にSSTを取り入れたレッスンもしています。
※写真はイメージです
練習する楽器が電子ピアノですが、良いでしょうか?
電子ピアノはピアノと構造が違うので、自宅で一生懸命練習しても教室で上手く弾けず落ち込むお子さんがいます。
習う方の年齢やレッスンを受ける目的、住宅事情等でピアノが置けない場合は仕方がありませんので気にされなくて良いです。
幼児は指の骨がまだしっかりしていないのでキーボードや電子ピアノでも良いと思いますが、そのまま使い続けると指の筋肉は発達しないままです。ピアノで練習をしているお子様と明らかに差が出てきます。同時期にレッスンを初めたとすると、練習する楽器によって1~2年で差が出ます。
ピアノで練習すると指に筋力が付くため、強弱など鍵盤のコントロールが容易くなります。レッスンで習ったことを自宅でも同じように弾くことができるわけですから、お子様は「ピアノが楽しい」と思うようになります。ピアノは力を入れて弾くものではなく、弱い音にはなりますが、幼児でも正しい指の使い方でピアノを弾けばきちんと弾けます。
話は変わりますが、ピアノの音はリラックスする脳波(α波)を出します。ピアノを弾いていて心地良いと感じたり、眠くなったりするのはそれもあります。
住宅環境によりピアノの設置が禁じられている場合は仕方ありませんが、本物のピアノを用意してあげるのが一番良いでしょう。調律は定期的に行い、幼児が弾きやすい鍵盤に調整していただきましょう。
キーボードは鍵盤の幅がピアノに比べて狭いので、ピアノを弾くときに感覚がつかめず違う音を弾いてしまうことがあります。電子ピアノもキーボードも、購入する場合は鍵盤に弾力があるものを選びましょう。
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発表会はありますか?
教室独自の発表会は2016年以降行っておらず、希望者のみ他の先生方との合同発表会に参加しています。
今はビデオ発表会と題し、希望者に限り演奏動画をYouTubeに投稿しています。
最近は、沢山の人がいるのは苦手、弾くのが怖い、ドキドキ感が異常に高い、ザワザワした場所が苦手、じっと椅子に座れない、静かにできない等のお子様が多くなりました。
発表会はレッスンをしている以上付き物だと考える方もいらっしゃいますが、今は子供の成長過程で色々な悩みを抱えたご両親がみえます。また、子供任せで発表会には無関心な親御様もみえ、子供が困っているのを目にしたこともあります。
私は、緊張からくる過度のストレスで数年前にパニック障害にかかりました。なので、生徒とご父兄の方々に負担のない、気楽に参加できる発表会が再開できたらいいなと思います。
レッスンに親の付き添いは必要でしょうか?
特に決まりはありませんので、ご家庭の判断にお任せします。一人を好むお子様もいれば、親御さんがいなくて寂しがる子もいます。
お子様のみの場合はレッスン終了時間にはお迎えをお願いします。私は次のレッスンがありますのでお子様をみていることができません。外で待たせるのは危険ですし、お迎えが遅いと心配するお子様もいます。
親の仕事がシフト制で定時にレッスンが受けられないのですが
2022年から1レッスン制になりました。レッスン日が予約制なので、お子様も親御様も予定が組みやすいかと思います。
また、送迎の時間を省くためにオンラインレッスンもおすすめです。保育園を終えてからのレッスンはお子様にとってかなり辛そうですが、ご自宅でオンラインによるレッスンにすれば親子共に負担が減ります。
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