注文住宅の落とし穴【小説編】第6話

地盤調査

建物を解体しました。
解体費用は一式1,242,000円でした。

この後は地盤調査を行います。
建物が建っていたから大丈夫というわけではなく、逆に必須項目です。
詳しいことは専門家に聞いてくださいね。

地盤調査と改良は基本の中の基本。
今は家が傾いているだけですが、今後地盤沈下する…、なんてことがあっては困ります。
これは、家の沈下を恐る恐る待つ、可哀そうな家族の物語です。
今、全てを明かします。

 

平成29年9月19日(2017年)
地盤調査を行いました。
調査費用は一式50,000円でした。
あとで気づいたが、価格表示はほぼ「一式」であった。
何かと都合のいい「一式」表示。
業者側にとって一式にしておきたい状況や気持ちは分かる。
騙される消費者側が悪いかもしれないが、可哀そうなので一式表示はやめてもらいたい。

さて、地盤調査。
立ち会う必要があるか?と思ったが、業者の方でやりますとのこと。
今後の人生において地盤調査の様子を見ることはない、見ておけばよかった。

平成29年9月21日(2017年)

メールがきました。


地盤調査の結果についてですが、地固めをした方が良いとある。

基礎工事代が若干上がるとあります。
当初の提案書によると基礎工事代は一式1,231,083円である。

これも「一式」~!?

しかも、価格変動していないような気がする…。
地盤改良は無いというが、土台となる地面はしっかりしておかねばと素人は思うが。
基礎工事に砕石を混ぜたようだが、それで大丈夫なのか?
地固めの役目を果たしているのか?

このことは「あすか建設」に何度も聞いたが、返事は最後までありませんでした。
自分の担当弁護士にも尋ねたが、相手が答えないものはどうしようもないらしい。
地盤がどうなっているか、何故教えてくれない?
真実が明らかにされることなく裁判が終わった。
無念である。

 

地盤調査書

No.1

No.2

No.3

No.4

No.5

 

建築士の見解

裁判で解明されなかった。
改めて無念である。

 

今、各地で地震が多々起きています。
この辺りでも小さな地震が起きています。

先日も縦にドンっ!と、地震がありました。
震度1でした。
震度1なのにしっかりと感じました。
下に突き落とされる、フワッとした感じ。
気のせいだと思いたい。

気が狂っているだけだと思う。

南海トラフで沈む…。


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カテゴリー: 注文住宅の落とし穴【小説編】, 物語

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