注文住宅の落とし穴【小説編】第5話

解体祭・家の解体

平成29年9月7日(2017年)
解体祭を行いました。
解体際の準備は、お世話になっている祈祷師さんがしてくださいました。
お祓いしていただき、平成7年4月から住み始めた家に「さようなら」しました。

さて、あの時は本当の意味での「さようなら」が起こるなんて思いもしなかった、可哀そうなお話です。

 

 

平成29年9月9日(2017年)解体
解体の費用はこちらをご覧ください。
アスベストが混ざっていたので追加料金がかかったようですが、予算内(見積り内)でやっていただけました。
土地は32坪、建物も同じぐらいでした。
解体費用が高いか安いかは全く見当がつきません。



このときはすでに賃貸へ引っ越ししており、新しい家に家具は不要ということで解体時に一緒に処分しました。
婚礼タンス、鏡台、食器棚…。

壊れていく家が痛々しいのと、まじかで見た迫力が凄くて何ともいえない気持ちでした。
解体後に業者さんから「少しアスベストが混ざっていた。」と。
壊した家は平成7年に建っていますので、その当時にアスベストが含まれる事態ということは珍しくないそうですが…。

 

この段階までにかかった費用
賃貸への引っ越し代
賃貸の諸費用 124,900円(仲介料など)
賃貸の家賃と駐車場代2台分
倉庫レンタル費  毎月24,840円(荷物が多くて借りました)
ピアノ保管料
レッスンや練習用のピアノ室レンタル料
あすか建設  500,000円(平成29年8月30日振り込み)※下記契約書参考

契約書

 

4LDKの戸建てから2LDKの賃貸に引っ越すわけなので、当然荷物は入りきらない。
仕方がないので近くの倉庫を借りたわけだが、そこへ荷物を運ぶために実家が手伝ってくれました。
父の仕事柄(引退していますが)トラックを所有していましたので助かりました。
あの時、家から倉庫まで何度往復して運んだことでしょう…。
年老いた父母も手伝ってくれ、みんな新しい家に期待していたのに。
今は父も介護状態で、歩くだけでも人の手助けが必要です。
階段ばかりの新しい家に招くことはできません、残念です。
当時を思い出すと感謝しかなく、熱いものがこみ上げてきます。

 

家づくりのコンセプトは「老後にやさしい家」でした。
杖や車いす状態でも困らない、基礎が低い家でした。
退職金を使って作る、年をとっても安心な家でした。
老後はピアノ教室の仕事しかできない、だからしっかりした防音室付きの家でした。
猫の「もこ」も音や振動に驚かず、まったりと静かに暮らせる家でした。
それなのに、ひとつも当てはまっていないよ…。
何故?



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カテゴリー: 注文住宅の落とし穴【小説編】, 物語

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