注文住宅の落とし穴【小説編】第1話

全てはここから始まった

今、皆さんはどのような家にお住まいですか?
賃貸、戸建て、マンション…。
そして、誰と何人で暮らしていますか?
ワンちゃんやネコちゃんも一緒に暮らしていますか?

どこに、どのような形で暮らしていても、充実した日々を送れるって幸せです。

 

これは
三回目は注文住宅でと試みたが失敗…

実際に起きた可哀そうな物語である。

三度目の正直にならなかった。

最初は建売の小さな家を買い、バブル時に売却。
その資金で二回目の建売を購入したのは平成7年のことだった。
最初の建売の不満をほぼ解消できた満足な買い物でした。

南向きで静かな場所、一日中日の光が差し込み気持ちが良い。
洗濯物がすぐに乾く、布団が干せる、電気のつけっぱなしがない。
角地ではないので、雨風がまともに当たらないし建物が傷まない。

最初の家は北向きでした。
南側には家が建っており、太陽の光が差し込まなかった。
冬の洗濯物は乾かない、布団は干したことがなかった。
冬は太陽の位置が低いので部屋が暗い。一日中電気を付けていた。

 

最初の家は北東角地でした。
角地に拘ったのは夫だった。
しかし、住んでみると危ない。

 

東側は大通りに面しており、抜け道なのか西へ向かう車が侵入してきた。
また、朝の通勤ラッシュ時は車がずらりと道路に並び渋滞していた。
ゴミの収集日は渋滞の車が気になり、家からなかなか出られずゴミが捨てられなかった。

 

毎日15時半ごろになると、クレーン車が大通りを走行する。
その度に家が揺れた。
アクセルをふかしているのがわかる。
スピードに乗って走るクレーン車の音は大きい。
すごい振動で、毎日地震が起きていた。

 

子供が産まれてから、角地の家は危険だとはっきり分かった。
飛び出さなくても普通に危ない。

角地は車の駐車ができない。
交通ルールにもあるように駐車することはできないが、停車でさえ気を遣う。
なので、お客さんは来られなかった。


初回の建売は色々あったが、二回目の建売は理想そのものだった。
少し土地が狭いことが残念だったが、角地ではないので車は自由に駐停車できた。
その家がこれです。

平成29年ごろ撮影で築22年


 

全く傷みは無い家でした。
施工不良無し。
壁のクロスは一度も避けなかった。
床もビー玉が転がる、なんてことはなかった。

トイレもきれいでした。
掃除は頑張った。

 

当時のレッスン室は和室で、写真はエレクトーンEL900mです。
エレクトーンは福祉施設へ寄付しました。

 

今思うと、この家がどれだけ丈夫な造りだったか分かります。
どれだけ丁寧に造られていたか。
職人さんの腕がどんなに素晴らしかったか。
リフォームするには1000万は必要だという計算だった。
それなら建て直すかということに。

それに、建て直すことを決めたのは…。

ある日 一匹の猫に一目ぼれしました。
ライオンのようにモフモフした可愛い猫でした。


第1話をご覧いただきありがとうございました。
気分がすぐれない時があり少しずつになろうかと思いますが、書いていこうと思います。

これから家を建てる皆さまのお役に立てれば幸いです。
たくさんの方が施工不良で泣き寝入りをしていらっしゃいます。
どうぞお気を付けられますように。

 

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カテゴリー: 注文住宅の落とし穴【小説編】, 物語

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